アジア進出強化 バンコクとジャカルタに新店

年明けにはインドとベトナムにも開設


エイブル(東京都港区)は1日、タイの首都バンコクと、インドネシアのジャカルタでネットワーク店をオープンした。

海外出店としては、直営・ネットワーク店含め合計で13店舗目になる。
アジアを中心とした出店戦略に力を入れており、8月1日には中国の深せん店を出したばかりだ。
2017年初めにはインドのニューデリー、ベトナムのホーチミンでの新店開設も決まっている。
バンコク店は、日本の加盟企業であるトヨハウス(愛媛県宇和島町)が、タイに現地法人グローバルネクストイノベーションを立ち上げ事業を開始した。
ジャカルタ店は、シンガポールで引っ越し事業を展開するクラウンラインの子会社、クラウンエージェンシーがエイブルに加盟した。

海外事業を担当するエイブル&パートナーズ(東京都港区)の鈴木泰治執行役員は「日本の賃貸ビジネスのノウハウを生かした現地の家主向けサービスなど、ソフト面で事業の可能性を探っている段階だ」と話す。

アジアの店舗に日本の不動産を購入したいという問い合わせが来て、日本の売買仲介会社を紹介したケースも出てきた。
アジアを中心とした出店に攻勢をかけることで、エイブルブランドの認知度を高め、新規ビジネスにも波及させていく考えだ。

(全国賃貸住宅新聞様より引用)