大津市/びわこ競輪場跡地貸付/大和リースに、商業施設と公園整備へ

 大津市は9日、公募型プロポーザルを実施していた「大津びわこ競輪場跡地公募提案型貸付事業」について、大和リースを事業者とする選定結果を発表した。
 事業は、競輪事業廃止後に都市計画決定された「近江神宮外苑公園」区域内に位置する大津びわこ競輪場の跡地(二本松1の1)を民間事業者に一定期間貸し付け、同地での事業実施を通じて残存施設を解体撤去し、将来的な公園整備の実施につなげるのが目的。今年2月から実施していたプロポーザルには3者が参加した。
 事業者に決まった大和リースは、対象地約6・5万平方メートルを借り受け、5万平方メートルに商業施設を整備するとともに、1・5万平方メートルには公園を整備し、市に寄付する計画で、契約期間は50年度までの30年間。今年秋に既存施設の解体撤去工事に着手する予定で、順調にいけば、19年11月のオープンを目指すとしている。

(日刊建設工業新聞様より引用)