改正建築士法が成立/建築士資格制度、実務経験を免許登録要件に

 建築士資格の受験要件を緩和する改正建築士法が8日の参院本会議で可決、成立した。
 これまで受験要件だった「実務経験」を「免許登録要件」に変更するのが柱。試験の前に求められていた実務経験を、試験の前後を問わず免許登録までに満たしていれば良いこととした。これにより卒業後すぐに受験ができるなど、受験機会の早期化が図れる。
 改正法は公布から2年以内に施行される。新しい制度での試験は20年度にも始める見通し。与党が建築設計に関する3団体の共同提案を受け、議員立法で臨時国会に法案を提出していた。

(様より引用)