築50年のビルを1棟改修

ライフル、新社屋が完成


LIFULL(ライフル:東京都千代田区)はネクストからの社名変更に合わせて社屋を移転、12日にお披露目会を行った。
地下4階・地上8階建ての築50年のビルを丸ごとリノベーションし、1階はカフェやモノづくり拠点、2階はシェアオフィス、3~8階はオフィスとなっている。

井上高志社長は「中古不動産の活用をうたっているのに、当社が最新のインテリジェントビルに入っているのはおかしいという声が社員から上がった。確かにそうだと思い、2年半かけ1棟で借りられる都心のビルを見つけて、リノベーションした」と話す。

テーマは「ENGAWA(縁側)」。
内と外の境界があいまいで、外部の人たちも利用し、そこから新しいアイデアを生み出したいという気持ちが込められている。

シェアオフィス利用者と協業

2階のシェアオフィスは、ベンチャー企業だけではなく、NPOやメディアなども入りさまざまな業界の利用者が交流することで新規ビジネスにつなげていく。
同社の役員らがメンターとなって、アドバイスも行う。
社内だけでなく、外部のアイデアを事業化することも視野に入れる。

(全国賃貸住宅新聞様より引用)