近畿整備局/工事成績優秀企業にプラチナカード新設、24年度からの運用めざす

 近畿地方整備局は、優秀な成績で工事を完成させた企業に与える「ゴールドカード」の認定者が大幅に増えているため、新たに成績上位の企業を対象にするプラチナカードの新設を検討している。ゴールドカードは工事成績評定点の平均が80点以上だが、プラチナカードは平均83点以上にする考えだ。同局は2024年度からの運用を目指している。
 ゴールドカードの認定対象企業は、同局発注工事で過去2カ年度に完成した工事実績が3件以上あり、工事成績評定点の平均が80点以上と定めている。13年度は12社が認定されたが、その後は年々増え続け、22年度には151社に達している。
 そこで新たな制度としてゴールドカードに加え、プラチナカードの新設を検討しているもので、工事成績評定点の平均は83点以上にする。ゴールドカードでは中間技術検査の減免や総合評価での評価点の加算、認定シールやロゴマークが使用ができるが、プラチナカードのインセンティブは今後検討する。

(日刊建設工業新聞様より引用)