山形銀行/本店ビル建替(山形市)施工者は大林組、地元建設会社とJV組成

 山形銀行は「七日町第8ブロック南地区暮らし・にぎわい再生事業施設建築物新築工事」の施工者を大林組に決めた。同社が地元建設会社とJVを組んだ上で2月上旬に契約する予定だ。金額は非公表。山形市の中心市街地にある本店ビルを現在地で建て替える。新築設計業務は本間利雄設計事務所(山形市)とアール・アイ・エーのJVが担当している。
 昨年11月に条件付き一般競争入札(総合評価方式)を公告していた。入札には大林組だけが参加。所定の手続きを経て施工者に決定した。2026年2月末の引き渡しを予定する。
 建設予定地は七日町3の1の2。3887平方メートルの敷地にS造7階建て延べ1万4713平方メートル規模の新本店ビルを建てる。大林組と地元建設会社のJVは建築と電気・機械・昇降設備の各工事一式を担当。現本店ビル(SRC造地下1階地上7階建て延べ1万6327平方メートル)の解体工事は昨年10月に完了している。
 プロジェクトは国土交通省の23年度「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されている。敷地はメインストリートの七日町大通りに面し、近隣には山形市役所や国の重要文化財である山形県郷土館(文翔館)、山形メディアタワーなどがある。

(日刊建設工業新聞様より引用)