福島県川俣町の新庁舎が完成し、１１月１４日に開庁した。１２月１１日に落成記念式典が催される。老朽化に加え東日本大震災の地震で被災・破損した旧庁舎を一新した。新庁舎は基礎免震を採用し、将来起こりうる大地震等の災害に備え、復興と共に進む新たな街づくりをリードする町のシンボルとして、ワークショップなど地域の人々の意見を取り入れ計画された。設計監理を田畑建築設計事務所、建築工事を奥村組・古俣工務店が担当した。

【工事概要】
■工事件名＝川俣町新庁舎建設工事

■建　設　地＝福島県川俣町字五百田３０番地外

■発　注　者＝川俣町

■設計・監理＝田畑建築設計事務所

■施　　　工＝奥村組・古俣工務店特定建設工事共同企業体

■敷地面積＝７，３５６．９１ｍ２

■構造・規模＝庁舎棟・免震構造３階建てＰＣａ＋ＰＣ造（基礎免震）延べ床面積４３２５ｍ２、付属棟・ＲＣ造平屋２００ｍ２

■工　　　期＝２０１５年５月～２０１６年９月