21年秋の叙勲/旭日重光章に張本邦雄氏ら/旭日中綬章は大栗育夫氏・村重芳雄氏に

 政府は2021年秋の叙勲受章者を決定し、3日付で発令した。大綬章親授式と重光章伝達式は、延期していた21年春も併せて9日に皇居で行う。新型コロナウイルスの流行などを踏まえ、中綬章以下の受章者が天皇陛下に会う拝謁(はいえつ)は見送り、宮殿内見学と写真撮影を検討している。国土交通省の伝達式、建設業関係11団体が主催する叙勲祝賀会も取りやめが決まっている。中綬章以下の勲記と勲章は推薦団体を通じ受章者に授与する。=2面に建設・不動産関係の受章者一覧
 旭日重光章は元東京メトロ社長の奥義光氏(70)、元TOTO社長の張本邦雄氏(70)らが受章した。旭日中綬章は元日本建設業連合会理事の大栗育夫氏(元長谷工コーポレーション社長、71)、元日本埋立浚渫協会会長の村重芳雄氏(元五洋建設社長、80)らに贈られた。
 旭日小綬章は和歌山県建築士会会長の池内茂雄氏(淺川組会長兼社長、76)、福井県建設業協会会長の坂川進氏(元坂川建設社長、80)、元大林組常務執行役員兼タイ大林社長のソンポン・チンタウォンワニッチ氏(72)らが受章。全国中小建設業協会副会長の朝日啓夫氏(朝日工業代表取締役、72)、山形県建設業協会会長の國井仁氏(國井建設代表取締役、70)、日本基礎建設協会副会長の平見殖氏(元丸五基礎工業社長、80)には旭日双光章が贈られた。
 元国土交通審議官の小澤敬市氏(70)らが瑞宝重光章を受章。元国交省都市・地域整備局下水道部長の江藤隆氏(70)、元国交省政策統括官の淺野間一夫氏(70)、元国交省北海道局長の奥平聖氏(70)、元国交省道路局長の金井道夫氏(70)、元関東地方整備局長の北橋建治氏(70)らには瑞宝中綬章が贈られた。

(日刊建設工業新聞様より引用)