中部整備局浜松河川国道/三遠南信道路佐久間第1トンネルが貫通

 ◇施工は西松建設と大林組
 中部地方整備局浜松河川国道事務所が建設を進めている三遠南信自動車道佐久間第1トンネル(仮称)が貫通し、西松建設と大林組の主催による貫通式典が21日、トンネル内の愛知、静岡県境付近で行われた。地元自治体や小学生、工事関係者など約300人が出席。貫通の儀、地元小学生による通り初めの儀、鏡開きが行われトンネルの無事貫通を祝った。
 三遠南信自動車道は広域ネットワークの構築や地域活性化、災害に強い道路機能の確保などを目的に整備を進めている。愛知、静岡県境を結ぶ佐久間第1トンネルは延長3435・6メートル。西松建設は愛知県側(東栄町)から佐久間道路東栄地区第1トンネル新設工事(延長1888・6メートル)として、大林組は静岡県側(浜松市天竜区佐久間町)から佐久間道路浦川地区第1トンネル新設工事(延長1555メートル)として13年9月からNATMで掘削を進めていた。今後は覆工を進め18年度中の供用開始を目指す。

(日刊建設工業新聞様より引用)