中部整備局/出先事務所の契約手続き集約化へ/18年度は3事務所で先行実施

 中部地方整備局は、出先事務所ごとに実施している工事とコンサルタント業務の契約手続きを、19年度から特定の事務所に集約する。業務の効率化の一環。管内を8ブロックに分け、各ブロックの代表事務所がブロック内の他事務の契約業務を行う=図参照。
 本年度は試行的に、静岡河川事務所など3事務所の契約に関するすべての業務を各代表事務所が実施する。
 中部整備局は17年度、代表事務所が契約手続きを行う試みを各事務所1件程度で実施。受注者へのヒアリングや関係団体への説明でも特に問題はなかったという。このため、本年度は3事務所を先行して実施。静岡河川事務所の業務は静岡国道事務所、名四国道事務所は名古屋国道事務所、北勢国道事務所は三重河川国道事務所がそれぞれ行う。
 完全移行する19年度は、代表事務所の契約担当人員を増強するなど体制も見直す。

(日刊建設工業新聞様より引用)