九州防衛局/福岡病院本館新設基本設計(福岡県春日市)WTOプロポ公告

 九州防衛局は6日、老朽化などに伴い計画している自衛隊福岡病院建て替えの設計者を選定する「福岡病院(29)病院本館新設等基本設計」の公募型プロポーザル(WTO対象)を公示した。参加表明書の提出期限は18日。9月6日まで技術提案書を受け付け、同中旬までに最優秀提案者を選定する。
 参加資格は防衛省競争参加資格のうち測量・建設コンサルタント等業務の建築Aの格付けを受け、九州防衛局に競争参加を希望していることなど。
 業務内容は陸上自衛隊春日駐屯地(福岡県春日市)で計画している自衛隊福岡病院本館新設などに関する建築、電気、機械、通信、土木の基本設計。履行期限は18年3月30日。
 同病院によると建設地は春日駐屯地内の現病院に隣接するグラウンド。病床数は現状維持の200床。現在の病院本館の機能に加え管理部門なども集約し、建物規模は延べ2万6200平方メートル程度を想定。順調なら18~19年度に実施設計を進め、19年度中にも本体着工し22年度末の開院を予定している。
 新病院は九州地区の基幹病院・最終後送病院、地域の高度・専門医療機関としての能力を最大限に発揮できる病院を目指す。

(日刊建設工業新聞様より引用)