学生が企画する新築プロジェクト始動

駒沢女子大学と連携 学生40名でコンペ実施

東都(東京都狛江市)は10日、駒沢女子大学(東京都稲城市)との産学連携を締結し、学生が企画・デザインする新築マンションのプロジェクトを開始した。

同大学の授業内で学生のコンペを実施し、選出した企画をもとに創建(東京都調布市)が施工する。
参加するのは人文学部住空間デザイン学科の3年生約40名。
11月をめどにコンセプトやターゲットを決め、2018年11月に完成予定だ。

計画地は、京王線「調布」駅から徒歩10分で、敷地面積は486㎡。
東都がオーナーからの提供を受けた場所で、建て替えに際し、学生の企画で差別化を図りたいと、賛同を得た。

東都の担当者は「物件を提供するオーナー、大学、建築会社とわれわれ事業者の4者がそろい、ついに実現できる。入居待ちがでるような人気の物件になるのを期待している」と話す。

これまで東都と駒沢女子大学は、学生が企画するリノベーションを過去に2回実施したが、新築をデザインする企画は今回が初めて。
学生目線の斬新なアイデアや発想は入居者にも好評で、築古物件でも入居が好調に決まっている。

(全国賃貸住宅新聞様より引用)