東洋大学/朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)を再整備/石本建築事務所で設計着手

 東洋大学(矢口悦子学長)は、埼玉県朝霞市にある朝霞キャンパスの再整備に着手する。板倉(群馬県板倉町)、川越(埼玉県川越市)の両キャンパスに分散している生命分野の関連学部・学科を朝霞キャンパスに集約し教育・研究機能を強化する。新施設は大学研究棟(校舎棟)を中心に15棟総延べ約3万6000平方メートル規模を想定する。設計は石本建築事務所。今秋以降に施工者を決める。2022年1月の着工、23年12月の竣工を目指す。
 1977年に開設した朝霞キャンパスの所在地は岡沖田5の1ほか。敷地面積は6万8841平方メートル。赤羽台キャンパス(東京都北区赤羽台1の7の11)の開設に伴い、ライフデザイン学部が同キャンパスに移転した。体育館やグラウンドなどはあるが施設を利用している学部はない。
 再整備で新設する各施設の規模や構造は設計で固める。中心となる大学研究棟は8階建てを想定。合宿所や倉庫、駐輪場なども整備する。
 板倉キャンパスから▽生命科学部▽食環境科学部▽生命科学研究科▽食環境科学研究科、川越キャンパスから▽理工学部生体医工学科▽理工学研究科生体医工学専攻-が朝霞キャンパスに移転する。移転時期は24年4月を予定している。

(日刊建設工業新聞様より引用)